用語集: サ行

最高級絨毯:経験豊富なプロの絨毯織職人によって工房にて手織りされた最高級品。→詳しくはこちらからジャイプル絨毯:インドのジャイプル地区にて製造されている手織り絨毯。

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ジュフティ•ノット:トルコ•ノット、ペルシア•ノットが二本の経糸の周りに結ばれる一方で、ジュフティ•ノットは四本の経糸の周りに結ばれる。織作業は早くなるが、結果的にノットの密度は粗くなり絨毯表面の耐久性は弱くなる。→詳しくはこちらから

シュレッダー絨毯:使用済み繊維を緯糸として使用した織り技法を用いた絨毯。下地用シーツや上掛け用として用いられたが、19世紀末より絨毯として使用されている。

シルク•ヘレケ絨毯:トルコのマルマラ海近くのヘレケ市で製造された絨毯。新疆カーペット:中国西部の新疆ウイグル自治区からの手織り絨毯。

シングル•ノット:トルコ結びの別名。→詳しくはこちら

スウェーデン王室の狩猟絨毯:16世紀後半から非常によく保存されている王室用絨毯。ストックホルム城にて見ることが出来る。絨毯は、金と銀の糸で作られたたくさん模様があしらわれ、シルクで作られている。絨毯は、イランの都市、ケシャンにて製造されたものと考えられている。黄色の生地に広がる装飾枠に囲まれた狩りの場面と、中央部分が赤色の明るいメダリオンが絨毯の由来を物語っている。絨毯は恐らく1654年に、スウェーデン王カール10世と王妃ヘートヴィヒ•エレオノーラ=ホルシュタイン=ゴットルプに関連してスウェーデンに渡ったものと考えられ散る。同様に、2枚の狩猟絨毯も対象品と考えられている(一枚はウィーンのオーストリア応用美術博物館に、もう一枚はミラノのポルディ•ペッツォーリ美術館て保存)。これらはオリエンタル絨毯の絶対的最高級品である。スター•ウシャク絨毯:16世紀から19世紀の間にトルコ西部の都市、ウシャクにて製造された絨毯。赤地に黄色の星の模様が反復的に描かれている。スパルタ絨毯:ウスパルタ絨毯の別名。スマック絨毯:ソマーク絨毯の別名。スマーナ絨毯: 手織り絨毯。イズミル絨毯参照。スルタン絨毯:トルコ産の手織り絨毯。ユルック絨毯に似ている。セナ絨毯:センネ絨毯の別名。→詳しくはこちらからShahsevan 絨毯:イラン北西部のアゼルバイジャン州の遊牧民Shahsevanによって製造されている手織り絨毯。遊牧民たちは、広範囲において移動していたことで、彼らの模様や色彩からたくさんの印象を受けることができる。今日の絨毯は、ハマダン技術が使用され、モチーフは明確で純粋な色彩を使用した様式化または幾何学的模様で構成されている。Sherkat Farsh:ペルシア語: 絨毯会社。イランに70年前に設立された財団。ペルシャ絨毯文化の古くからの伝統を守ることと、国内の絨毯生産の品質を維持するために設立された。今日、財団はイラン国内の約100の都市と500の村で絨毯の品質管理を徹底している。Sherkat Farsh絨毯は、高ノット密度、天然染料した高品質の羊毛、 美しい模様と色彩の組み合わせを持ち、伝統とのコンビネーションはこれらの耐久性に優れた絨毯と共に健在している。Sileh絨毯:コーカサス南部の、複雑な技術が用いられた平織り絨毯。通常、豊富なパターンが用いられ、赤を基本色とし、大きなS模様が描かれている。境界線はなく、薄い織機のため、2枚に分けられて織られる。Silk-Saff絨毯:別名:Saff絨毯。シルクにて製造されている。主にトルコのBrusa地区とカイセリ地区にて製造。Songhur絨毯:クルディスタン地区からの頑丈に織られた手織り絨毯。ビジャー絨毯と似ている。Soutschbolag絨毯:クルディスタン地区からの頑丈に織られた手織り絨毯。Gendje絨毯:Gjandzja 絨毯の別表記。Genuine絨毯:一般的だが、手織りオリエンタル絨毯の分類には適さない。Georavan絨毯:イランのへリーズ付近の村Georavanからの手織り絨毯。Gerus絨毯:イランのGerus地方からの手織り絨毯。

Zaghe 絨毯:クルディスタン地区から頑丈な羊毛で織られた手織り絨毯。Zarquart:オリエンタル絨毯のサイズ用語。約 60 × 125 cm。Zendjan絨毯:ザンジャン絨毯の別表記。Zil-e-sultan 模様:(ペルシア語:スルタンの影)。 オリエンタル絨毯の反復模様。花束と一緒の花瓶や鳥に囲まれた様子が描かれている。基本色は明るく、これらの模様はゴム絨毯によく見られる。→詳しくはこちらから

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