用語集: ハ行

バード•ウシャク絨毯:16世紀と17世紀にトルコ西部のウシャク市で製造された絨毯。多くは、大雑把に様式化された鳥の模様が繰り返されている。ハイデラバード絨毯:パキスタン、カラチ北東にあるハイデラバード市からの手織り絨毯。

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パイル:絨毯の最上層を表す。経糸から垂直に立ち上がっている短く染色された糸で構成されている。これらが絨毯の表面となり、模様を作る。 全ての糸が先端を維持するためパイルは切断される。パイルは糸の輪で構成させる場合もある。

バク絨毯:有名なコーカサス油バク周辺で製造。オリエンタル絨毯で最も一般的な模様の一つであるMir-e buthaと呼ばれる曲線の炎のモチーフが特徴。古い絨毯では、羊毛の経糸、綿の緯糸が使用され、通常平方メートル当たり10万〜15万ノットが記録されている。バクティアリ絨毯:別名BachtiariorBakthiyar絨毯。 イラン南西部のバクティアリ族遊牧民による手織り絨毯。→詳しくはこちらからバシール絨毯:別名Besjir, ベシール絨毯。トルキスタン西部の街Basjir周辺のトルクメンのバシール遊牧民にて手織り製造されている。絨毯全体に羊毛が使用され、赤、青、ベージュが基本色だが黄色も要素も持っている。東洋のギュール•パターンが使用されるが、中国の雲のモチーフも見られる。経糸と緯糸は羊毛、パイルは平均の長さで、ペルシア結び。トルコ結びもたまに見られる。パジリク:ロシア連邦にある墳墓群。7基の大型円墳、その他の小型円墳からなっている。墳墓群は紀元前400〜300年まで遡り、1949年に有名なパジリク絨毯が発掘された。絨毯は非常に良好に保存されており、これらの理由として墓内に有機物質が保存され、永久粘土が形成されたためと考えられている。

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パジリク絨毯:紀元前500年の有名な最古の絨毯。絨毯は、1949年シベリアのアルタイ山脈のパジリク古墳発掘調査中に発見された。トルコ結びでほぼ正方形(200 × 190 cm)の絨毯。

バスルーム絨毯:入浴後用のカーペットとして導入。手織り絨毯を楽しむことができるが、その後完璧に乾燥される必要がある。バドヒ絨毯:インドのムガル帝国からの歴史を持つバドヒからの手織り絨毯。バハワルプール絨毯:パキスタンのバハワルプール州、バハワルプール市の手織り絨毯。ハビビアン:,イラン出身の有名な絨毯織職人。Fathollah Habibianは1903年にナインで生まれた(1995年没)。彼の兄弟と一緒に1920年に絨毯製造を開始。今日、彼は多くの専門家に「ナイン絨毯の父」と呼ばれている。今日、本物のハビビアン絨毯を見つけるのは非常に困難で、ある織職人は低品質の絨毯に偽物の署名を入れることも少なくない。ハビビアンのナイン絨毯は6Laと4Laが存在し、9Laは決して存在しない。→詳しくはこちらからPerde:オリエンタル絨毯のサイズ用語。約 150 × 220 cm。Pushti:約 90 x 60 cmの手織り絨毯を表すサイズ用語。名前は、アナトリアの小さめの絨毯に対する用語でもある。

Vagire:しばしば、カーペット用サンプルとして使用される小さめの手織り絨毯。絨毯の一部が再生されるか、大きな絨毯の模様や色合いの一部が使用されている。イラン北西のビジャー地方はこれらのサンプル品の大きな製造地となっている。Veramin絨毯:イラン北部の都市、Veraminと周辺地域にて製造された手織り絨毯。これらの工房絨毯は、mina khani模様が用いられ、赤と青が基本色の、この市からの製造品は様々で、キリムも製造されている。

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